こんばんわ(*^-^*)ギラファです。
本日は,家族で映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」を観てきました。
カワイイキャラクター達の活躍や,優しさの溢れる内容で心が洗われたような気になりました♪♪
さて,本日は古き良き特撮ゴジラ(’84)について語っていきます。
3代目ゴジラの原点ともいえる作品です。
前回,3代目ゴジラの魅力を語った記事はこちら↓↓
それでは皆様,お付き合いをよろしくお願いいたしますm(__)m
人類の敵・ゴジラ
1984年公開の3代目ゴジラ映画では,ゴジラは人類の敵として登場します。
ちなみにその前の2代目ゴジラはどちらかというと……
宇宙怪獣や,ロボット怪獣と戦う人類側の味方としての立ち位置になっています。
もともと初代ゴジラが反核映画として作られたことを考えると,3代目ゴジラは原点回帰した作品かと思います。
反核映画である初代ゴジラ
1954年公開の初代ゴジラは,人類が行った核実験に怒り登場したという設定です。
映画のラストシーンでも,登場人物が核実験への警告を発しています。
ゴジラが核実験によって誕生したということは,フィクションを通じて……
「核は人類の脅威になるんだ」というメッセージを私たちに突き付けます。
いつもお伝えしていますが…
特撮の素晴らしいところは,耳が痛い話や警告を,娯楽を通じて考えるキッカケを私たちにくれることです。
そのことを考えると「ゴジラが人類の敵である」ということは,素晴らしい原点回帰であると思えます。
特撮から見える時代のニオイ
さてお堅い話はこれくらいにして,純粋におもしろいと思ったところをご紹介します。
昔の映画の楽しみ方として,当時がどういう情勢だったかを見るというのがあります。
まさに35年前の映画だけに,今では信じられないようなシーンがたくさんあります(笑)
- 米ソ冷戦真っただ中
- パソコンがでかいΣ(・□・;)
- 登場人物がタバコを当たり前にプカプカ吸っている(^。^)y-.。o○
米ソ冷戦…両国一触即発の危機
1984年に公開されたゴジラですが,当時は米ソ冷戦真っただ中です。
今となっては信じられないことですが,ソ連とアメリカの緊張は世界を崩壊に向かわせるほどの戦争をしてもおかしくないほどでした。
そんな両国の緊張が続く中で,ゴジラがソ連の原子力潜水艦を沈めます(;゚Д゚)
何も知らないソ連からすれば…
「アメリカが沈めやがった‼許さん‼‼」と一触即発の状況です。
ちなみに日本はこの時点でゴジラの情報を掴んでいたので,両国の戦争を避けるために情報を開示します。
それによってアメリカとソ連は落ち着きますが,その後とんでもない提案を日本に押し付けてきます……
ゴジラへの戦術核の使用です。
(※戦術核とは…要は戦場で通常兵器の延長線上で使用する核兵器のこと(多分))
劇中の日本の総理は非核三原則をもって拒否します。
………が。
現実にゴジラが出てきたら非核三原則どころじゃないだろうなというのが正直な感想です。
おそらく,海上での戦術核の使用になるだろうなと思います(^_^;)
今では考えられない35年前
登場人が普通にプカプカとタバコを吸います。
今これをやったらスモハラとして,訴えられるなと面白く観ていました。
また,当時のパソコンのビッグサイズには単純に笑ってしまいます。
それと同時に35年間でコンピューターの進化の凄さが分かりました。
ゴジラの醍醐味
ゴジラを観ていて,やはり思うこと。
それは「当時のミニチュアはお金がかかっていて,もの凄く精巧な作りをしている」ということです。
そんな贅沢で精巧なミニチュアがゴジラによって破壊される…
その迫力は,今ではなかなかお目にかかることができません。
当時は贅沢だったのだと思います。
少し不謹慎なのかもしれませんが…
ゴジラによって破壊される街並み,戦闘によって壊される建物を観るのも,一つの醍醐味なのかもしれません(笑)
いかがでしたか?
昔の特撮を知ることにより,今の特撮への理解がより深くなるのではと思います。
興味を持たれた方は,是非ゴジラ映画を鑑賞してみてください。
それでは皆様,共に特撮をたのしんでいきましょう(^◇^)