こんばんわ(*^-^*)ギラファです。
本日は成人の日ですね。
美容院の方々は書き入れ時ではないでしょうか?
朝早くからのお仕事本当にお疲れ様です。
先日に続き,昔の本を読み返している最近のギラファです。
本日は,書評『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』をお届けいたします。
2013年著と,やや古い本ですが…内容は今でも活用可能です(^◇^)
それでは皆様,お付き合いよろしくお願いいたします。
『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』感想と考察
「プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法」は,ジャンル的には自己啓発本です。
著者は弁護士の石井琢磨先生です。
悪質商法・詐欺などの被害者中心に,助けを求める弱者の事件を断らずに受任し,独立1年目から平均弁護士の4倍である180以上の事件に関わっている方だそうです。
平均の4倍ということから「圧倒的な経験をお持ちの先生」である,というのが率直な感想です。
心理戦は日常にもある
「心理戦」:人の行動に影響を与えるために,何らかの影響を与えること
本の中で「心理戦」について,こう定義されております。
私たちの日常生活の中では,人にお願い事をしたり,お願い事をされたり…
多かれ少なかれ,様々なことにおいての交渉があります。
その意味では,日常の中では心理戦が繰り広げられているのだと思います。
私としても,大切な人相手に心理戦をしたいとは1000%思いませんが…
保険として,ビジネスの場で活用するために心理戦のやり方を学びたいと思い,この本を読みました。
本の内容で参考にしたい,3つのこと
いつものことですが,学びを欲張ってもなかなか身につかないので…
ギラファはまず,3つに絞って学ぶようにしています。
この本から,ギラファが特に参考になる!と思ったことを3つご紹介します。
- 感情で動かすことができれば,論理はいらない
- 相手の感情に配慮する
- 交渉はお気軽に
感情で動かすことができれば,論理はいらない
相手が自分に対し敵対心を持っている時や,嫌悪している時…
総じて,相手は自分に協力的ではありません。
当たり前ですよね(*^▽^*)
ですから…
「人を動かしたければ好かれましょう」
です。
本の中で,「とある兄弟間の争いを,過疎地の村の村長さんが昔話をしただけで解決した」というエピソードが紹介されています。
このエピソードから,感情に訴えることができれば,論理で説得する以上に人が動いてくれることが分かります。
人には感情があります。
だからこそ,「論理や常識などで相手を説得するだけではうまくいかない」ということが学べました。
相手の感情に配慮する
本書には,相手の感情に配慮し,味方につける方法がいくつか書かれています。
その中でとても参考になったのが,本文にあるこちらです。
敵意をむき出しにする相手にも与えられる,なんらかのメリットがあるはずです。
「こちらのデメリットにならず,相手のメリットになることはなんだろう?」
引用:石井琢磨 「プロ弁護士の心理戦で人を動かす35の方法」すばる舎 2013年 本文より抜粋
これは非常に共感します。
感情の根底にあるのは「損をしたくない」ということだと,私ギラファは考えます。
相手からメリットになる何かを貰えれば,感情的なものは多少抑えられ,協力関係を築くことが可能となります。
交渉はお気軽に
本の内容にある…
お気軽な交渉マインドを持とう
相手にもメリットはある
引用:石井琢磨 「プロ弁護士の心理戦で人を動かす35の方法」すばる舎 2013年 本文より抜粋
「交渉することが,相手に悪いな」と思ってしまうことはありませんか?
私ギラファは多くあります(^_^;)
交渉することで相手にもメリットがあるということの事例も紹介されており,「交渉することが相手に悪いな」と思うことのハードルがやや下がります。
交渉しないことには,物事は始りませんからね。
実践するなら仕事でかな……
冒頭でお伝えしたように…
私ギラファは,「ビジネスの場で活用するために心理戦のやり方を学びたい」と思い,この本を読みました。
(まぁ,使わないに越したことはないんですがね(笑)( ̄▽ ̄))
日常生活において,心許せる人に心理戦をしたいとは思いません。
ただし……
ビジネスという厳しい戦いの場では,話は別です。
本日ご紹介した部分は,本のなかでも極々一部です。
…というか,正直専門的な内容が多すぎて(笑)ギラファはまだしっかりご紹介できたとは言えません。
今までご紹介してきたビジネス本の内容が,病院でいう「内科のかかりつけ医」ならば…
本書は,眼科や皮膚科といった「専門医」にあたるからです。
ご紹介したこと以外でも,役立つノウハウがたくさん書かれています。
私ギラファも再読して,さらに理解を深めていきたいと思っています。
そして,そのノウハウを実践し,自分の力としていきたいです。
弁護士さんのお話しとはいえ,実践でも使える交渉術もあり,なかなか面白いです。
この本に興味を持たれた方は,ぜひ読んでみてください(^◇^)
それでは皆様,お仕事頑張っていきましょう(=゚ω゚)ノ